ミャンマー語の挨拶を文字付で紹介
一度ミャンマーに訪れた外国人は非常に高い確率でリピーターとなります。
なぜか何度も行きたくなる国なのです。
どうして何度もミャンマーを訪れてしまうのでしょうか?
改めてミャンマーの魅力を表現しようとするとうまく言い表すことができません。
すぐ隣の国、インド、中国、タイなどと比べるとそのような強烈な個性はありませんし、観光のインフラ状態もまだまだですし、これといった娯楽もありません。
あるものと言えば、仏教パゴダばかり、というかパゴダしかありません。
どうして外国人は何度もミャンマーを訪れてしまうのか?。
その理由はやはりミャンマー人の魅力だと思います。
かざらない、きどらない、かっこつけない。
心の深いところにいつも明るいものを持っている。
懐が広くどんな人でも受け入れることができる。
彼らといるとなぜか安心できる。
せっかく何度も訪れるのなら、挨拶のミャンマー語は自然に出てくるようになるといいですね。
少し、ミャンマー語を話せるとミャンマー人の反応もぐっと友好的になりさらに深いミャンマー人の魅力に触れることができるようになります。
ぜひこの16個のミャンマー語基本挨拶を参考にして「すばらしいミャンマー世界」に入る入口にしていただけるとうれしいです。
1.ミンガラーバー / こんにちは
朝、昼、夜いつでも誰にでも使える便利な挨拶の言葉です。ミンガラーは仏教経典のパーリ語で「吉祥」「めでたい」「幸福」という意味で、ミンガラーバーは「吉祥が来る」という意味になります。目上の人に対して使える丁寧な挨拶の言葉ですがさらにもっと丁寧な表現にしたい場合はミンガラーバーカミャーあるいはミンガラーバーシンと言います。男性が話すときはカミャー、女性が話すときはシンを付け加えます。
2.トゥエヤダーワンダバーデー / はじめまして
直訳は「お会いできてうれしいです」です。初対面はもちろん、かなり久しぶりに会うことができた相手に対しても使うことができます。
3.ネーカウンバーダラー / お元気ですか?
ごくごく親しい間柄どおしですとあまり「ミンガラーバー」は使わずにこのネーカウンバーダラーを使うことが大いです。
4.カウンバーデー / 元気です
元気な時はこのカウンバーデーを使います。カウンバーデーは「良いです」という意味で体調だけではなくありとあらゆるものの評価をするときに使える言葉です。このカウンバーデーとマカウンバーブーはミャンマー人が最も頻繁に使っている言葉ではないでしょうか。
5.マカウンバーブー / 元気じゃないです
元気ではないときはこのマカウンバーブーと返します。ミャンマー人は少しでも調子が悪い時はむりしてカウンバーデーとは言いません。正直にそのままマカウンバーブーと言います。作らない飾らないのがミャンマー人らしいいいところです。
6.タミンサービービーラー / ご飯はたべましたか?
ご飯はたべましたかー?はミャンマー語ではほとんど「こんにちは」と同じ意味です。相手がおなかをすかしていないか聞いてあげて、おなかがすいていれば何かしらの食物か飲み物を用意してあげるのがミャンマー的な日常の風景です。
7.サービービー / 食べました
「食べました」つまり「おなかはすいてません、聞いてくれてありがとう」という意味が含まれています。
8.マサーデーブー / まだたべてません
おなかがすいていたらマサーデーブーといいます。するとたいていは「じゃあうちでご飯食べていきなさいよ」と言ってくれるか「一緒に食堂に行きましょう」と言ってくれます。
9.カウントナンネキンバー / おはようございます
ナンネ(朝という意味)部分をネーレー(昼という意味)というと「こんにちは」、ニャーネ(夜という意味)というと「こんばんは」となります。このほかミンガラーナンネキンバーとかミンガラーナンネバーと簡単に言うこともできます。
10.チェーズーティンバーデー / ありがとうございます
感謝の気持ちをあらわす言葉で最も頻繁に使われている言葉です。お店で買い物したり、レストランで食事のあと店を出る時などにしっかりチェーズーティンバーデーと言ってくれるミャンマー人は人に感謝する気持ちを持っている国民なのです。
11.チェーズーベー / あいがとう(軽く)
あらためてチェーズーティンバーデーというよりも、かるく感謝の気持ちを伝えたいときに使えることばです。これと似てよくつかわれるのが「チェーズーバーベー」と「チェーズーベーノォ」といのがありますが意味はほぼ同じです。
12.マトゥエターチャービーノォ / しばらくぶりですねー
久しぶりに対面した相手に言う言葉。直訳は「会わない時間が長かったですねー」という意味。ミャンマー人同士よく使っていることば。
13.トアバーオウメ / さようなら
日本語の「さようなら」に匹敵する言葉で別れ際によく使う言葉です。
14.ナウレー トゥエチャーヤーアウン / また会いましょう
じっさいに後でまた会う時にも使える言葉ですが、たとえ会う予定がなくても親しみをこめて「またねー」という別れ際のすてぜりふ的に使える言葉です。
15.ケケ トアメーノ / じゃあそろそろ おいとましますね
ケケはミャンマー人が非常によく使う言葉のひとつです。なにか一区切りついたあと次の行動を始める間際にケケを使います。日本語の「じゃあそろそろ」とか「じゃあまそんなところで」にちかいニュアンスです。ケは一回だけでも大丈夫です。
16.チョーゾーバーデー / ようこそ
たいてい外国人に対して「ミャンマーにようこそ来てくださいました」という意味でつかいます。「ようこそ家に来て下いました」という使い方をしてもよいでしょう。