ミャンマー語文字(ビルマ語文字)は難しくない!
日本語は漢字、ひらがな、カタカナの三種類も文字がありますが、ミャンマー語は一種類ですので表記の仕方や読み方は日本人にとってそれほど難易度の高いものではありません。
ただ、パーリ語が混ざった場合の読み書きは難易度が上がるのですが、出家してお坊さんにでもなろうとしない限り一般の人にパーリ語は必要ありませんのでほとんど問題ありません。
ミャンマー語文字学習の最初の一歩は基本字母33文字です。これは日本語の「あいうえお」に匹敵します。
ミャンマー人はよく外国人学習者に「カカガガンガー」は書けるか?と聞きます、これはつまり日本語で言う所のあいうえお文字は全部書けるか?と聞いているのです。
ミャンマー文字は一個一個の文字に名前が付いています。例えば最初の「カ」には「カッヂー」という文字の名前が付いています。
初級学習者はまずこの文字の名前よりも実際に使うときの発音を覚えることが大切です。

ミャンマー文字表
基本字母は33文字ですが、表の網のかかった文字は仏教関連に使われる文字で、ミャンマー語学習初級段階では必要ありません、ですので残りの26個からまずは覚えましょう。
それぞれの文字の呼び方、発音、書き順、使用例
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もともとビルマ文字は、モン人(今でもタイに近いエリアに多く住む民族)が使っていた文字ですが、11世紀後半にビルマ語に改変されて使われ始めたといわれています。
これらビルマ文字の中で日本人にとって間違いやすいのは、タ・ワンブー、タ・スィンドゥー、タなどのタ系の文字と発音です。
字も似ていますし、発音も似ていますので、注意が必要です。